記念すべき第一回サプライズ名人は、尾島健吾さん。誕生日を祝ってきた人数100人以上、祝われた回数1000回以上、驚くほど祝いが好きな尾島さんにサプライズの極意や今後についてなどのお話を伺った。

小さい頃はどんな子でした？
毎日いたずらばかりしている悪ガキでした(笑)
とにかくイタズラを計画するのが好きで、思った通りに人が驚かせることができると、一人ではしゃいでいました。
きっと周りからすると憎たらしい子だったと思います。そのせいで小学生のころは友達が少なかったです(苦笑)

今でもイタズラが好きですか？
そうですね。結構好きかも(笑)でも昔みたいに人の嫌がるイタズラはしないです。
ちょっと幸せになるようなイタズラをするように心がけています。

根っからの悪戯っ子なんですね。ところで「ちょっと幸せになるイタズラ」とは？
たとえば、恋人の誕生日に「誕生日を忘れてた」振りをするんです。
恋人ががっかりしたところで、「恋人の欲しがっていたバックを誕生日プレゼント」するとかかな(笑)
ちょっとこういう話するのは恥ずかしいですね。

サプライズが好きなんですね
そうですね。人を驚かすことが好きなので、恋人に限らず友達にもサプライズを企画することが多いです。
サプライズの面白いところは、人が驚いて笑顔になってくれるところなんですが、もうひとつ、好きなところがあるんです。それは、サプライズをすると、サプライズした相手もサプライズ返しをしてくれるってことです。

今までで一番のサプライズは？
そうですね。僕がやった恋人にやったサプライズで一番喜んでくれたのは、ヘリコプターを貸し切って東京の夜景をプレゼントときですね。
ヘリコプターをチャーターするのは１～２万円程度でできるんですが、それだけではつまらないと思ったので、事前にヘリコプター内に「○○ちゃん誕生日おめでとう！」などの飾り付けをしたんです。それで東京タワーの見える位置まできたところで、彼女の欲しがっていたネックレスをプレゼントしました。
彼女が泣いて喜んでくれたので僕も反対に感動しちゃいました（笑）

最後に、あなたにとってのサプライズとは？
「気持ちを伝えるツール」ですかね。思っていることを言葉で伝えるだけでは、意外に伝わらないことが多いんですが、サプライズを企画して一生懸命、「おまえのこと好きだ！」「おめでとう！」とお祝いすると、びっくりするほど相手に気持ちが響くんです。
僕は口下手な方なので、サプライズで相手に本気の気持ちを伝えています。